OPECの使い方と意味をマスターしよう

石油輸出国機構(Organization of the Petroleum Exporting Countries)。石油産出国の利益を守ることを目的に1960年9月14日に設立された産油国の組織で、加盟国は現在13ヶ国。本部はオーストリアのウィーンにあります。

OPECの設立

OPECの設立

1900年代前半からOPECが設立される以前までは、スタンダードオイルニュージャージー、ロイヤル### ダッチ### シェル、アングロペルシャなど、欧米の大手石油会社7社が石油産業をほぼ支配していました。 その通称メジャーズ、またセブンシスターズとも呼ばれる「国際石油資本」に対抗して設立されたのがOPEC(石油輸出国機構)です。 設立時の加盟国は、イラン、イラク、クウェート、サウジアラビア、ベネズエラの5ヶ国だったのですが、その後、アルジェリア、アンゴラ、エクアドル、ガボン、リビア、ナイジェリア、カタール、アラブ首長国連邦が加盟し、現在は13ヶ国となっています。

原油価格決定権の争奪戦

OPECが設立される前は、国際石油資本が石油の生産から販売までを一貫して行っており、世界的なシェアもほぼ独占状態だったため、価格の決定権を持っていました。

産出国は自国で産出された石油を販売者に売ることで利益を得るのですが、当時は、石油の流通ルートを確保し、生産から販売までができる組織がほぼ国際石油資本しか存在しませんでした。 つまり、石油を産出できても、買い手が国際石油資本しかいないため、彼らが「安くしてほしい」と言えば、それに従わざるを得ない状況だったのです。

しかし、ナショナリズムが強まるとともに、石油の産出国の事業参入が進み、国際石油資本の支配力は弱まっていきます。 1950年を過ぎると、新たな油田も多く発見されるようになり、国際石油資本は一方的に価格の引き下げを行うようになりました。ここで我慢の限界とばかりに、OPECが設立されたと言えます。 1970年以降はOPECが原油の公示価格の決定権を持つようになり、オイルショックではその影響力の強さを知らしめることになります。

今後の原油市場

現在、石油は公示価格から市場価格になっていますが、産出、販売で大きなシェアを持っている国や組織の影響力が高いことは間違いありません。 OPECは世界の産出量の40パーセントを占めているため、現在でも価格に大きな影響力を持っています。 OPECにとって代わられたメジャーズ(現在のエクソンモービル、ロイヤル### ダッチ### シェル、BP、シェブロンなど)も、未だに影響力は大きいと言えるでしょう。 しかし一方で、ロシアのガスプロム、中国の石油天然気集団公司、ブラジルのペトロブラスなど、中東や欧米以外の石油会社もシェアを拡大しつつあり、影響力を高めています。

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