レバレッジ規制10倍でFX取引はどう変わる?

レバレッジ規制10倍でFX取引はどう変わる?

FXのレバレッジは、国内FX会社だと25倍が上限です。レバレッジ規制がない海外FXのように、国内でも一昔前まではレバレッジの規制がありませんでした。

しかし、レバレッジをかけたFXトレードのリスクの懸念から国内FXのレバレッジは段階的に引き下げられており、2018年には最大レバレッジ10倍に引き下げられることが濃厚になっています。レバレッジの引き下げによって何が変わるか考えていきましょう。

過去のレバレッジ規制で起こったこと

過去のレバレッジ規制で起こったこと

国内でも過去にはレバレッジの制限がなくFX会社によっては400倍のレバレッジをかけて取引することができました。そのあとに50倍のレバレッジ規制が入ったときには、レバレッジの規制がない海外FXがクローズアップされるようになりました。FXの最大の魅力は高いレバレッジにあります。一方で、損失幅が決まっているわけではないので、スイスフランショックやリーマンショックなどの有事の際には、一瞬にして資金を失ってしまうリスクがあります。手堅い資産運用の投資というよりは、ギャンブル性も兼ね備えている投資としての認識があります。

レバレッジが400倍だと、1万円の資金で400万円の取引が可能です。同じ1万円の資金でも、レバレッジが25倍だと、25万円の取引、レバレッジが10倍だと、10万円の取引になります。投資はFX以外にもたくさんあり、FXにレバレッジを効かせることができないなら、FXにこだわる理由もそこまでありません。過去にもレバレッジの規制にともない、他の投資に乗り換えるトレーダーは少なくありませんでした。今後、レバレッジが10倍に引き下げられることでFXから他の投資に乗り換えるトレーダーが増えることは過去の流れから見ても予想できます。

国内のFX口座には、個人向けの口座と法人向けの口座があります。法人向けの口座であれば個人向けの口座よりも高いレバレッジをかけて取引できます。

そのため、過去にレバレッジの規制が行なわれたときには、FXの法人化を行って高いレバレッジで取引するトレーダーもいました。しかし、法人化するためには手間がかかることや、2017年に法人口座のレバレッジが変動制になり、毎週見直しされることで必ずしも高いレバレッジで取引できるとは限ません。レバレッジの規制が入り、最大レバレッジが10倍になっても法人口座に口座を乗り換えるトレーダーは以前よりも多くないと予想され、高いレバレッジをかけて取引できる海外FX会社に移行するトレーダーが増えることが予想されます。

レバレッジ10倍で起こること

レバレッジ10倍で起こること

FXトレードには、取引量に応じて証拠金が必要です。

証拠金の計算は、為替レート×取引÷レバレッジで計算されます。為替レートが1ドル100円、取引量が1万だった場合に、レバレッジが25倍なら必要証拠金は4万円です。10万円の資金があれば、6万円の余裕をもたせることができます。レバレッジが10倍になると、同じ条件で証拠金は10万円必要です。10万円の資金で同じ条件の取引をすることはむずかしくなります。

レバレッジが引き下げられることで、同じ条件の取引でも証拠金を多く用意する必要が出てきます。証拠金を用意できても、余裕がないのでロスカット水準までの幅は狭く、すぐにロスカットする可能性もあります。資金を増やすことがむずかしいなら、取引量を減らすなどの対応が必要です。取引量が減ることによってトレードで発生する利益も少なくなります

レバレッジの上限が10倍で設定されるのは、過去のデータから10倍以下のレバレッジなら口座破綻するリスクが小さいことが分かっているためです。しかし、これはリスク管理をまったくしなかった場合の話しです。通常は、リスク分散やリスクコントロールして対応するので、10倍より高いレバレッジでも口座破綻する可能性は低くなっています。また、ロスカットのリスクが高まるのは急激な為替変動が発生した場合です。平素の場合は、緩やかなレートの動きであるため、ある程度の高いレバレッジをかけた取引は利益を出すために必要になります。

レバレッジの規制で変わるトレードスタイル

レバレッジの規制の影響は、主としているトレードスタイルで変わります。

たとえば、スキャルピングのように短い時間軸の中で何度もトレードする場合だと、小さな値動きを狙ってトレードします。短い時間軸のレート変化ならロスカットするリスクが小さいことや、複数のポジションを持つことが多いので、一つのポジションが損を出しても他のポジションでカバーできます。そのため、高いレバレッジでもリスクは小さく、レバレッジの規制が入ることによって資金効率は大幅に下がることが想定されます。

一方で、長期的にポジションを保有してスワップポイントを狙うスタイルだと、ロスカットは避ける必要があるため、レバレッジは引き下げて運用します。レバレッジの規制が入っても、もともと10倍以下のレバレッジで長期運用していたトレーダーにはあまり影響がないと言えるでしょう。ただし、スワップポイントにもレバレッジはかけられるため、より値動きが小さくなってスワップポイントが狙いやすいときに、レバレッジを引き上げて運用することはできません。レバレッジは調整してかけることができるので、レバレッジの上限値が高いFX会社で口座を開設して、レートの動きを見ながらレバレッジの調整をする方が無難です。

規制でレバレッジ上限が決まってしまっている以上、高いレバレッジをかけてのトレードなら規制がない海外FX会社で口座を作る方法以外にありません。海外FX会社でも、日本人トレーダーが多いところでは、取引しやすいように日本語サポートやマニュアルを充実させています。レバレッジのリスクとなる追証もなく、透明性の高いインターバンク取引も可能で、レバレッジ面以外のメリットもあります。レバレッジの規制によってトレードスタイルに影響が予想されるなら、海外FXも視野に入れて考えておくとよいでしょう。

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