約定力の違いでコストは変わるのか?

FXで取引するトレーダーにとって、コストは非常に重要な問題となります。各FX業者はスプレッドを公表しているため、これを見れば実質コストを判断することは可能です。しかし、時にスリッページが発生し、約定価格が滑ってしまうリスクもあります。

約定力とは、取引が指値通りで約定する力を指す言葉です。一般には高い・低いと表現されますが、取引コストを考えたら約定力の高い業者を使うべきでしょう。約定力が異なれば、コストが変化する可能性もあるからです。

約定力がコストに与える影響

約定力がコストに与える影響

約定力がコストに及ぼす影響は取引回数と取引通貨量次第と言えます。約定力の低いFX業者であっても、取引回数が少なければスリッページの頻度は少ないでしょう。一方で長期的に何度もトレードをする場合、約定価格が滑る確率が高まります。気付かぬ内に取引コストが膨らんでしまうでしょう。

また、取引通貨量が少ないなら、数銭滑っても余分に発生する取引コストは僅かです。ただし、長期的には大きな影響を及ぼす可能性があります。

短期的にはほぼ無視できる

取引回数が少なく、1回あたりの取引通貨量が少なければ、約定時の余分なコストは誤差の範囲となるでしょう。例えば100ドルの取引で約定価格が1銭滑った場合、スリッページにより発生した取引コストは1円です。100回ほど滑ってようやく100円のロスとなるため、さほど大きな影響は無いと言えます。

もし約定率が90%の業者を利用した場合、取引10回につき1円のコストが発生する計算です。売買を1,000回繰り返すと100円のロスになりますが、あまり大きな金額とは言えません。

長期的には大きな差となる

長期的には大きな差となる

しかし、取引回数や取引通貨量が増加した場合、約定力の差は無視できないものとなるでしょう。特に長期間トレードを繰り返すと、自然と取引回数は増える上、慣れてきたら1回あたりの取引通貨量を増やす可能性もあります。もし1回1万ドルを取引した場合、わずか1銭のスリッページが100円の損失に繋がります。

1万ドルの取引を1,000回繰り返したとしましょう。約定率が90%のFX業者の場合、100回ほどスリッページが発生します。1万ドルの場合、1銭滑ると100円のロスですから、1万円の余分なコストを支払う羽目になります。

一方で約定率99%の業者の場合、1,000回取引してもスリッページの発生回数は10回です。余分なコストは1,000円で済み、約定率90%の業者と比べ、9,000円もの差になることが分かります。

上記はやや極端な例ですが、取引回数・取引通貨量が増えるほど約定力の影響が大きなものになります。短期売買を繰り返すスキャルピングやデイトレ、シストレによる長期取引を行う方は、特に約定力の影響を受けるでしょう。

"見えない"コスト

スプレッドは各FX業者が公表しているため、実質見えるコストと言えます。しかし、約定力が左右されるスリッページは、いつ・どのように起こるか分からないため、見えないコストと言っても過言ではありません。更に何銭滑るかも事前に分からず、予測が難しいコストとも言えます。

各FX業者では注文時にスリップの許容範囲を設定できるようにしています。これを活用し、事前にコスト予測を立てることも可能ですが、許容範囲を超えてスリップする場合も多いため目安にしかなりません。

約定力は高いほうが良い

スリッページは手数料を余分に支払うことと同義です。見えにくく、かつどれだけ滑るか判断が難しいことから、約定力の高い業者の利用が望ましいと考えられます。

約定力がスリッページの発生頻度、更には長期的な取引コストに与える影響は計り知れません。国内・海外のFX業者では、スリッページ発生率を公表している場合もあります。業者を選ぶ際の目安にすると良いでしょう。

現在FXで取引している方も、一度取引履歴をチェックしてみましょう。もしスリッページの発生頻度が多いなら、本来より利益が少なく(損失が多く)なっている可能性もあります。業者の選び直しを検討してみましょう。

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