短期取引ならスプレッドよりも約定力?

スキャルピングやデイトレード(デイトレ)は、一般に短期取引と呼ばれています。いずれも海外FXにおいてはポピュラーな取引手法ですが、数銭~数十銭の差益を狙うため、売買注文を出すタイミングが重要です。小さい利益を積み重ね、少しずつ大きくしていくことから、特に専業トレーダーやシストレで人気の手法です。

しかし、スキャルピングなど短期取引では、とにかく数をこなさなくては利益が出ません。1日に数十回~数百回もの売買を行いますが、その際に注意したいのが取引コストです。約定する度にスプレッドが発生するうえ、スリッページが起こる可能性もあります。こうしたコストを考慮しなくては、思うほど利益を上げられないでしょう。

スプレッドと約定力はどちらが重要か?

スプレッドと約定力はどちらが重要か?

スプレッドは各業者が公表しているため、取引時に必要なコストは予測が可能です。一方のスリッページは、FX業者の約定力に左右されるため予測ができません。約定率が高い業者であれば頻度も少ないですが、短期取引ではどちらが重要なのでしょうか。

スプレッドは損益を確定する際に業者へ払うべきコストで、スリッページは指値から滑った場合に発生するコストです。このような違いがありますが、スキャルピング・デイトレードをするならまずスプレッドを重視すべきでしょう。

スプレッドは無視できない

各FX業者が配信する為替レートは、買値(Ask)・売値(Bid)に若干の違いがあります。この差額がスプレッドです。海外FX業者の場合は変動スプレッドを採用しており、相場が急に動いた時などは広くなる可能性があります。ただし、通常はめったに変動しないため、業者が公表するスプレッドを参考にすると良いでしょう。

スプレッドは、損益を確定する度に支払わなくてはいけません。短期取引では利益が出たらすぐ注文を確定するか、反対に損失が膨らまないようすぐ損切りする必要があります。自然と約定の回数が増えますので、ごく僅かなスプレッドが後々大きな金額になるのです。

例えばドル円0.7銭の業者を使用した場合、1万ドルの取引を行うと70円のスプレッドが発生します。1日に50回取引すれば合計3,500円のスプレッドです。一方でドル円0.5銭の業者だった場合は、50回取引しても2,500円と、0.7銭の業者と比べて1,000円もスプレッドが少なく済みます。

1ドルあたりたった0.2銭、1万ドルで20円の差ですが、いかに違うかお分かりかと思います。もし月に20日、1万ドルを毎日50回を取引すれば、0.2銭の差が最終的に2万円の損益差となります。短期取引の場合、スプレッドは決して無視できない存在なのです。

取引回数により約定力が優先される

取引回数により約定力が優先される

しかし、取引回数が多くなるとスリッページの影響も無視できなくなるでしょう。約定力の高い業者と低い業者を比べた場合、後者のほうがスリッページの起こる確率が高めです。約定率90%の業者は、スリッページが10回に1回起こりますが、80%の業者は5回に1回も発生します。

こうした僅かな違いが徐々に利益を圧迫し、コスト増を招くリスクもあるのです。短期取引は取引回数が自然と多くなるでしょう。長期間FXに取り組むのであれば約定力も重視するべきです。スプレッドとのバランスを取るのは難しいですが、最終的には約定力が高く、スプレッドの狭い業者が理想と考えられます。

損切りのタイミングが重要

スプレッドと約定力が短期取引のコストに与える影響は少なくありませんが、損切りのタイミングにも気をつけておきましょう。いくらスプレッドが狭く、約定力が高い業者でも、損切りが遅れてしまうと損失が膨らみ、トータルの利益を圧迫する要因となります。

特に裁量トレードでは、「まだ大丈夫」・「まだ持ちこたえる」、という希望的観測が入ってしまい、損切りのタイミングを間違えるケースが少なくありません。スキャルピング・デイトレは特に損切りが重要と言われています。損切りの際もスプレッドは支払いますし、スリッページが起こるリスクも捨てきれません。結局損切りが遅れて損失が膨らむトレーダーは非常に多いのです。

短期取引では、スプレッドと約定力に気をつけるべきですが、損切りのタイミングも考慮するべきです。自分で損切りのルールを決め、それに沿ったトレードを心がけましょう。

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