FX初心者のための「リスク軽減を考えたスワップ運用」

スワップを目的としてFXでトレードを行なうのは、そのリスクを考えて対処しないとなりません。特に初心者の場合は、スワップを目的としたトレードでのリスクを考えず、取引を始める方も多いです。せっかくスワップ用に多くの資金を用意したとしても、一気に損失を膨らませて、資金を失うこともあります。

保有ポジションで含み損が増えやすい

保有ポジションで含み損が増えやすい

スワップを目的としたトレードでは、買いポジションか売りポジションのどちらか片方のポジションを保有します。それは、プラスのスワップが付与されるポジションを保有するということになります。しかし、通常のトレードでも同じように、ポジションを持ったからと言って、必ず含み益が出る方向に相場が動くとは限りません。さらには、スワップ目的の場合は、一度ポジションを持てば、そのポジションを長期間にわたり保有します。その間に含み損が増えることもありえます。

例えば、豪ドル円であれば、プラスのスワップを得るには、買いでポジションを保有します。豪ドル円は1日で50円前後のスワップが付与されるので、スワップ目的の通貨ペアとしては適しています。

ここで、1豪ドルが80円の時に、買いでポジションを保有したとしましょう。このまま81円、82円と上がれば含み益が出ますが、逆に79円、78円と下がれば含み損が増えていきます。1万通貨保有して1円値が下がれば1万円の含み損となり、10万通貨保有すれば、10万円の含み損です。

豪ドル円が1豪ドル80円であれば、10万通貨保有するにはレバレッジ1倍で800万円必要であり、レバレッジ25倍なら3万2千円必要です。仮に10万通貨保有すれば1日500円前後のプラスのスワップは付与されますが、1円値が下がっただけで10万円の損失となり、一気に資金を失います。3万2千円の資金で取引を始めたとすれば、0.32円値が下がると資金はゼロになります。

このようにして、スワップ目的のトレードの場合は、多くのスワップを得ようとすると保有通貨枚数を多くしなければならず、多くすればするほど、少し値が下がっただけでも含み損は一気に増えて、資金がゼロになる可能性が高いのです。

スワップ目的のトレードを初心者の方が行なうときは、スワップばかりに目がいき、スワップを多く欲しいためにトレード枚数を多くしてしまい、少しの値動きで一気に資金が吹っ飛ぶということが多いのです。

この場合は、資金をゼロにしないためには、保有通貨枚数を少なくするか、または含み損にも耐えられるように保有枚数は変えずに資金を数倍に拡大する方法があります。

自分の資金に応じた取引をする

リスクを軽減してスワップ運用するには、まずは保有枚数、つまりはLot数を大きくしないことです。レバレッジを高くせず運用するべきとよく言われますが、これはレバレッジを高くすれば少ない資金で保有枚数を多くできてしまうからです。

スワップ目的でトレードする時に、数百万円でも数千万円でも用意できる方は良いですが、やはり数十万円程度しか資金がないというならば、保有枚数は欲張らず少なくするべきです。

先にも記載した通り10万枚通貨を保有するだけでも、1円値が動くと10万円もの含み損になります。多くの通貨ペアでは、長い期間で見ると、5円や10円動くことは珍しくなく、50万円や100万円の含み損が出る場合もあるのです。

つまりは、自分の用意できる資金に対し、ロスカットにならないぐらいのLot数で、スワップ運用すべきなのです。

含み損を予想して分散トレードする

含み損を予想して分散トレードする

リスク軽減を行なう方法としては、FXで一般的なトレード方法のナンピンがあります。これをスワップ目的のトレードにも応用するのです。

用意した資金を1度に全て使用してポジションを保有するのではなく、用意した資金を数回に分けて取引して、保有ポジションを増やします。総合的に見ると、最終的なLot数は同じとなるので、もらえるスワップはどちらも同じです。この複数回に分けてポジションを保有するというのは、平均約定価格を下げるまたは上げることが出来ます。

例えば豪ドル円でトレードする場合、1豪ドル80円の時に買いでポジション保有し、さらに値が下がり、1豪ドル78円になったときにさらにポジションを保有すると平均約定価格は79円となります。これは80円の時に資金の全てでポジションを保有するより、80円、78円と2回に分けてポジション保有した方が、平均約定価格は79円と1円低くなります。

さらには複数回に分けることは、利益も出しやすいというメリットもあります。

80円の時に資金を全て使いポジション保有すると、80円以上に値が上がらないと利益にはなりません。しかし80円、78円と2回に分けると、78円以上に値が上がれば、一部の保有ポジションが利益になります。

実際に行なうとナンピンとトレードの仕方は同じですが、こちらはナンピンと違い、どこまでも分散してトレードするのではなく、資金の中で考えて行なうので、計画性のあるトレードと言えます。

アービトラージ

スワップを目的にトレードする場合は、含み損を如何にして少なくするかということを考えないとなりません。ポジション保有期間が長いので、その間ロスカットにならないように、資金と含み損に配慮しないとなりません。しかし2つのFX業者を使うと、このようなことから解放されます。注目すべきは、それぞれのFX業者では同じ通貨ペアでも付与されるスワップは違い、スワップの値はそれぞれのFX業者に委ねられているということです。

例えばある通貨ペアを1万通貨保有した場合の、A社の買いスワップが1日+100円、B社の売りスワップが-50円とします。この2つのFX業者で、同じ通貨ペアを保有すれば、自動的に1日50円のスワップ金利が発生します。

ただこの場合でも、それぞれのFX業者でポジション保有した後は、放置するだけでは良くありません。必ずどちらかの業者の保有ポジションに含み損が増えていくので、時々メンテナンスして、資金を追加していかないとなりません。これは含み益の出ている業者から、もう一方の含み損のある業者の方に、資金を順次利益分だけ移していくと良いでしょう。

しかし、この方法では、売りと買い2つのポジションを保有するので、通常のスワップ目的のトレードよりも2倍資金が必要です。

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