FX初心者のための「リスクオン・リスクオフの違いについて」

FXでよく言われる言葉として、ハイリスクハイリターン、またはローリスクローリタンなどがあるように、リスクについては考えることが多いです。最近になって、リスクオン・リスクオフという言葉もよく使われるようになり、これはトレードにおいてリスクを取るか取らないかということになります。

リスクを取るか取らないか

リスクを取るか取らないか

リスクオンとリスクオフは、この2つはリスクを取るか取らないかで分類されます。リスクオンでは、リスクが高い通貨ペアを使用してトレードを行なうことであり、大きな利益を見込めるけど、損失も大きく出やすい通貨ペアを使ったトレードです。それに対し、リスクオフはリスクの低い通貨ペアを使用したトレードであり、利益は少ないけど、損失も少ないという通貨ペアを使用したトレードのことです。

リスクオン = ハイリスクハイリターン
リスクオフ = ローリスクローリタン

つまりはこのようなことになります。有事のドル買いなどの言葉があるように、リスクによっても売買される通貨ペアが違ってきます。

リスクオンとリスクオフが起こるとき

リスクオンとは、市場が安定している時や、経済の好転が予想される時など、収益性や成長性が見込めるときに、買われる通貨ペアです。リスクを取って積極的に投資する人が増えていき、ユーロやポンド、高金利通貨や新興国通貨などが買われます。リスクオンとなるきっかけとしては、例えばアメリカの経済指標が良かったときなどあります。

投資家達は、これから経済状態が安定し向上するだろうと見込み、リスクがありながらも、高い利益の見込める通貨や資産に投資します。リスクオンの時は、ドルや円などの低金利通貨や安全資産は売られる傾向にあります。そしてリスクオンの時の相場は、長くじりじりと続くことが多いです。

リスクオフとは、経済に対する不安材料が出たり、アメリカの経済指標が悪化するなど、経済の低迷が見込まれるときに、買われる通貨ペアです。またリスクオフの時は、安全な資産に財産を移すために買われることも多いですが、逆に不安要素から早めに資産を手放そうと売られることも多いです。この場合には、ドルや円などの低金利通貨や安全資産は買われる傾向にあります。

投資家達は不安要素を見て先行きを不安に思い、自分の資産が目減りしてしまうのではないかと心配し恐怖します。このために経済に対する悪材料が出たようなときは、通貨を全て売り払うような人もいます。何より、リスクオフの時と違い、リスクオンでは、相場にしても明らかに早い動きを見せ、数日で一気に値が暴落するようなことも珍しくありません。

簡単に言ってしまえば、リスクオフとリスクオンは投資家の心情を表わしており、経済や相場に対して期待があるか、不安があるかという現われでもあります。どのような経済状態の時には、どの通貨が利益が出やすいかという参考にもなります。

リスクオンとリスクオフで買われる通貨

リスクオンとリスクオフで買われる通貨

リスクオンでは豪ドルやニュージーランドドル、南アフリカランドなど高金利通貨が買われる傾向にあり、リスクオフではドルや円、スイスフランなどが買われる傾向にあります。

これはつまりは、リスクを取るときは高金利で利益を大きく狙える通貨を、投資家は買います。しかしその反面、世界情勢や経済情勢が不安定になると、信頼性が高く安全で安定した、ドルや円、スイスフランなどの通貨を投資家は買い、それは防衛のための売買とも言えます。

ただこの状況は最近は少し変化しています。リーマンショックを経て、2012年頃からは、リスクオンの時は、円が売られるのは依然と変わりませんが、ドルは買われるという時も出てきています。これはドルの金利の上昇に伴い、ドルキャリー取引がしにくくなってきたためです。

リスクオンとリスクオフの相場

それでは実際に過去のリスクオンとリスクオフの相場を見てみましょう。

リスクオン

2014年10月には、日銀は追加緩和として相場に介入を行ないます。黒田バズーカと呼ばれており、これまでに過去3回行なわれています。その中の2回目の追加緩和であり、追加緩和が発表された当日には、ドル円は一気に3円ほど値を上げました。

注目すべきは、その後の相場の動きです。発表当日は一気に値を上げますが、その後は1ヶ月以上もドル円は上昇をしていきます。その上昇の仕方は、ドル円が110円から111円、112円と、じりじりと少しずつ値が上がっていきます。

このようにして、リスクオン相場では、長い期間をかけて、上昇トレンドまたは下降トレンドが続くというのが、大きな特徴です。

リスクオフ

最近のわかりやすいリスクオフ相場としては、チャイナショックがあります。

2015年の8月になると、中国の経済指標が悪く、その後人民元の切り下げが行なわれたことにより、中国の経済状態への懸念が一気に拡大します。そうしてドル円は数日で一気に8円下落します。

注目すべきは、この短期間の間に一気に相場が大きく動くということであり、一度投資家の間で危ないという流れが作られると、みんな一斉に逃げようと売りが集中します。リスクオフ相場では、リスクオン相場と違い、長期間のトレンドは発生しないのです。

証拠金プレゼントキャンペーン開催中

GEMFOREXでは、リスクなくお試し頂く為に新規口座開設を頂いたお客様に証拠金プレゼントキャンペーンを開催しております。入金不要でプレゼントされた証拠金でリアルトレードを行う事が出来ます。もちろん利益分は出金可能ですので、是非、GEMFOREXを体験下さいませ。

詳細はコチラ