「ESMAが導入を進めている新規制について」

「ESMAが導入を進めている新規制について」

初めに

この記事では、昨年度に世界のFX 業界に衝撃を与えた「EMSAによるFXへの規制」について、解説をしていきたいと思います。

EMSAとはヨーロッパにおけるFXを含めた証券取引の監督機関のことですが、このEMSAが、強化された新規制を施行するという話が表に現れた時、業界には大きな衝撃が走りましたが、業界の人々が衝撃を受けたのは何故なのでしょうか?この記事では、FX をしたことのない人にも、あるいはFXを始めたばかりの初心者の方々にも理解できるように、FX の基本的な仕組みの解説から、できる限り分かりやすく丁寧にお伝えしていくつもりなので、ぜひご一読ください。

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FX について簡単におさらい

FX について簡単におさらい

FXとは、「Foreign Exchange」、つまり「外国為替証拠金取引」と日本語では訳されます。FXの基本は、「通貨そのものを売買して利益を得る取引」と言えます。もう少し詳しく言うと、例えば1ドル120円の時に、10ドル分買う取引をしたとします。通貨の価値は変動し続けますので、1ドル126円の時に、買っていた10ドルを売って手元に日本円を戻すと、自分の手元には10×126円で、1260円戻ってくるので、元々持っていた1200円より60円得しているということになります。この「為替差益」を追求するのが、FXなのです。

FXには、いくつかの特徴があります。用語として紹介しましょう。

①証拠金

FXには、取引をするための資金と、それを納めておく口座が必要となります。この資金を「証拠金」と言います。

②証拠金維持率

証拠金を超えた取引ができるのがFXの特徴(後述)ですが、証拠金をどれだけ元本割れせずに維持できているかは、その口座の体力、健全性を図る重要な数値となります。証拠金維持率は、口座の健康度と言っても良いでしょう。

③ロスカット

日本のFX口座では、一定率以上の証拠金損失が取引の過程で発生すると、まず、その率に達する前に警告が出されます。これをマージンコールと言います。そして設定した数値を超えた場合、強制的に取引が停止されます。これをロスカットと言います。ロスカットはコンピュータで自動的に行われますが、万能ではありません。そのため、ロスカットでも防げなかった分の損失は、本人が返済する必要があります。

④レバレッジ

FXのもう一つの特徴は、口座におさめた証拠金よりも多い額の取引ができるという点です。この倍率のことを「レバレッジ」と言います。レバレッジを多く掛ける程、貨幣価値が良い方向に転がった時の収益は増大しますが、逆に悪い方向に向かっている場合は、それだけ損失も大きくなります。FX最大の武器であり、最大のリスク要因でもあります。

⑤海外FX

国内のFX業者は、金融庁の規制を受けています。そのため、例えばレバレッジの最大倍率が25倍までと、リスクを抑えつつも利益も極端には出ないという傾向があります。

海外のFX業者はそれが異なり、今まではほぼ全ての海外FX業者で「レバレッジを数百~千倍以上掛けられる」「ゼロカット(証拠金がゼロになった時点で強制的に取引を停止し、証拠金の損失以上の借金を取引者に負わせないしくみ)」「口座開設で証拠金をプレゼント、などのサービスが豊富」などの特徴がありますが、「信託保全(会社が潰れたりしても、口座に残っている分の証拠金や利益は保証する取り決め)が国内と違って義務化されていない」「手数料が高い」「言語の問題がある」などのデメリットもあります。

⑥バイナリーオプション

FXとはまた異なるタイプの通貨取引です。自己資金で購入できる分のチケットを購入して、それで取引をします。基本的には自己資金のみ、チケットを買った分だけの取引なので、損も得も最初から額が決まっているという特徴があります。

ESMAとは

ESMAとは、「欧州証券市場監督局」、英語で「European Securities and Markets Authority」の略称のことです。日本でいうところの「金融監督庁」のような存在で、欧州における金融取引の健全な状況と投資家の権益を保護することを目的としています。欧州連合「EU」の専門機関の一つで、本部はフランスの首都パリに置かれています。この機関が設立された理由の一つとして、サブプライムローン問題(アメリカの低所得者向け住宅ローンのこと。一部の証券会社が、ローン返済能力がどう見ても無いような人にもローンを次々に組ませてバブルを発生させ、返済不能=破産を大量発生させ、証券会社自身が危機に陥り、それを国も他証券会社も買収や資金注入で救済してくれなかった{うかつに助けると自分自身さえ破産する恐れがあった}ため、その証券会社が史上最高額の負債を抱えて破産し、その影響が世界中に広まった問題)に端を発する世界金融危機における、信用格付け会社への信頼度の低下があります。約10年前のサブプライムローン問題においては、構造的に問題のあるサブプライムローンを展開し続けていた「リーマン・ブラザーズ」を始めとする証券会社のリスクに気づけず(一部の人は気付いて警告したが、ほとんど見て見ぬふりをされていた)、問題発覚の直前に至るまで、有名な信用格付け会社の多くがそれら証券会社やそうした証券に高い信用ランクを付けていたことが、世界中で問題視されました。ボーダーレスに展開される金融商品だからこそ、各国の公的機関が注意深く信用度や安全性を監視しなければいけないということが、改めて認識されたのです。ESMA設立には、そのような背景もありました。

ESMAの新規制とその影響

ESMAの新規制とその影響

ESMAによる新しい規制の具体的な内容について解説していきたいと思います。基本的には、以下の項目が2018年7月から順次実施されました。

①欧州でのバイナリーオプションが禁止になった
②レバレッジが最大30倍にまで規制強化された
③ロスカットのパーセンテージが50パーセントで標準化された
④ボーナスと見なされるようなインセンティブトレードの禁止(ボーナスの事実上禁止)
⑤これまで会社任せであったゼロカットシステムの法制化
⑥個別の顧客の損失を報告書にまとめて提出することの義務化

特に、これまで海外FXの特徴であった「天井知らずのレバレッジ」「豊富なサービス」が大幅に規制されたことは、それまで海外FXの特徴に魅力を感じ、利益を出していた投資家にとっては頭の痛い話となりました。 また、この規制に対しての海外FX各業者の対応も、大きな差がありました。

早め早めの対応をしたことで、本社機能や、日本含めた個人顧客の口座を、規制の対象外となる別の国に移して規制を回避した=日本の顧客にも今まで通りのメリットを確保できた、という会社もあれば、完全に対応が後手に回り、会社自体が危うくなったという業者もあり、また、会社の維持はできたけれども、日本を含めた諸外国の個人顧客にはメール1通さえ送らず、完全に放置している=ほとんど切り捨てている、という会社もありました。 いずれにしても、海外FX業者はコミュニケーションの取りづらい「言葉の壁」がそびえ立つ業者もまだまだ多いので、これから海外FXを検討されている方は、日本により近くなった海外FXが本当に自分にとって得なのか、検討をしてみるのがよいでしょう。

結論

簡単にまとめると、 「欧州での通貨取引は、監督する機関により大幅規制が入り、特にFXは日本とほとんど変わらないルールになった」 「今後、海外FX利用を検討するなら、日本語サポートや信託保全がしっかりしている業者を選ぶべき」 ということが言えるでしょう。

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